2023年12月のクイーンセッションで知り合った何人かに誘われ、またまたクイーンセッションに参加してきた。会場は横浜の初めて行くスタジオだ(店長も12月の参加者)。
このセッションはホストバンドがいるシステム。参加者の希望曲を、足りないパートはホストバンドがサポートしてくれる。今回はドラム専任がホストバンドのドラマーと筆者だけだったので、結構な曲数に便乗した(22曲中10曲)。
参加が遅れたので自分から表明はしなかったが、クイーンはどの曲も楽しく、過去に叩いたことのない曲もけっこう挙がっていたのでOKだ。また「原則的にライブバージョンで」との指定があった。
当日は午前中に健診(バリウム検査あり)、午後に知人のマンドリンオケを聴いてからの参加で、タイトなスケジュールとなった。
■One Vision
セッションのオープニングにふさわしい選曲。筆者は初演奏。イントロのシンセとボイスによるSEは、生で演奏するのか省略するのかどっちかなと思っていたら、店側で用意してあり流してくれた、なるほど(^^)。今回キーボードはすべて12月に見たコピーバンドの奏者が担当。技量があり、楽曲をよく理解し、12月にも多数の曲で共演したので筆者とのコンビネーションもばっちりだった。
■Tie Your Mother Down
有名曲であり、筆者はコピーバンドやセッションで何度も演奏している。Live Killersバージョンはやや速すぎるので、テンポのみはスタジオ版くらいでと筆者が提案し、そのように演奏した。
■I'm In Love With My Car
全体の雰囲気はKillersバージョンでよいが、尺が短くなってしまうので、そこはスタジオ版の構成でということになり、そのように演奏した。
■Sweet Lady
12月のクイーンセッションでも、初期のややマニアックな曲が好きということで筆者と意気投合・共演した、ボーカリストF氏の表明。これは便乗せねば(笑)。ハードでかっこいいが、リズムがややトリッキー。しかし難なく完奏できた。
■ It's Late
この時期のクイーンにしては長尺でやや複雑な構成。この曲はスタジオとライブであまり違いはない。筆者は以前にバンドでよく演奏しており、忘れてもいなかったので(笑)無事に完奏。
■Dreamers Ball
筆者は初演奏。古いジャズやブルースのような曲調で、本家クイーンのライブではアコースティックで演奏している。冒頭でロジャーかフレディがシェイカーを振っているので、持参してややオーバーに再現した。
■Jealousy
筆者は初演奏。これもF氏の表明。本家の演奏では独特な音色のスプラッシュシンバル?が入っていて、近いものを持っているので持参しようと思ったが見つからない。…そうか、しまった、一昨年、知人に譲り渡したのだった(爆)。普通にクラッシュのカップを叩いて対応。
■I want to break free
12月にも参加したハーモニカS氏の表明。ボーカルパートをハーモニカで吹くのだ。クイーンはハードロックナンバーも多いので、何の曲でもハーモニカが合うわけではないが、12月はLove Of My Life、この日は他にCrazy Little Thing Called Loveと、絶妙な選曲。次はRadio Ga Gaを吹いてみたいそうで、筆者は選曲やアレンジで相談を受けた。S氏には今後も独自の路線を開拓してほしい。
■Now I'm Here
有名曲であり、筆者はコピーバンドやセッションで何度も演奏している。Killersバージョンはやや速すぎるし、中間部フレディのコール&レスポンスが長いので、Wembleyでということに落ち着き、そのように演奏した。…って、Tie Your Mother Downとほぼ同じコメントだな(笑)。
■Radio Gaga
筆者最後の出番は、有名かつ特に難しくないかつ盛り上がる曲で、この日の演奏を終えた。
セッション後はF氏(鉄道マニアでもあることが判明)と、野毛のホルモン店で音楽鉄道その他を語り合い、別れて帰途に就いた。(command Z)[2024/03/12記]