語り継ぐVERITA―校正者の独り言―

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好きなドラマー10人・洋楽編(追悼:ニール・パート)
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    好きなドラマー10人・洋楽編(追悼:ニール・パート)

     

     1月7日にラッシュのドラマー、ニール・パートが亡くなった。RIP。

     SNSで「好きな○○ベストいくつ」のような「お題」がよく投稿され、筆者も何度か書いたことがあるが、その中からまずはドラマーを挙げてみよう。

     

     ジョン・ボーナム 主な在籍バンド(以下同):レッド・ツェッペリン

     最も偉大なバンドの最も偉大なドラマー。パワー・グルーヴ・テクニック・サウンドのどれもが超弩級。バンドの幅広い音楽性を支えた。早世が惜しまれる。

     ・好きな参加アルバム(以下同):レッド・ツェッペリンIV、プレゼンス

     

     ビル・ブルーフォード:キング・クリムゾン他

     メジャーなドラマーでは、たぶん最も「変な」プレイをしている。変拍子・ポリリズム・スリップビートを駆使し、プログレッシブロックを代表するドラマー。日本人を含む多くのアーティストと共演、来日回数も多く、メジャーシーンでは筆者が最も多くのライブを見たドラマー。

     ・太陽と戦慄、ミュージック・フォー・ピアノ・アンド・ドラムス

     

     アラン・ホワイ:イエス他

     イエスでは前任ブルーフォードの個性が強すぎて、ホワイトは特に日本での評価が低すぎるが、バンドにはホワイトの方がマッチしている。ブルーフォードは、クリムゾンでの方がより本領を発揮している。イエスの来日公演で数回見た。

     ・リレイヤー

     

     テリー・ボジオ:UK

     フランク・ザッパの「門下生」。変なプレイではブルーフォードと双璧か。近年は楽器も、常軌を逸した多点セットを叩いている。あのテクニックにして「ダブルストロークが必要なければ、シングルで十分」と発言をしたことがあり、ほとんどシングルで叩く筆者の励みになっている。

     ・デンジャー・マネー

     

     ニール・パート:ラッシュ

     ある意味ツェッペリンの進化形とも言えるラッシュを、プレイと作詞やコンセプト作りで長年牽引した。と言うよりラッシュは2ndアルバム以降、39年間・スタジオ盤で20作にわたって不動のトリオであった。

     ・グレース・アンダー・プレッシャー

     

     ゲイリー・マラバー:スティーヴ・ミラー・バンド他

     今回登場する中では、特に日本でたぶん最も知名度が低いが、2チャンネルにたまにあるガチなスレッド「本当に上手いドラマー」でも名が挙がっていた。「フライ・ライク・アン・イーグル」の間奏明けのフィルインはスリリングで本当にかっこいい。

     ・鷲の爪

     

     ヴィニー・カリウタ:ジェフ・ベック他

     やはりザッパ門下生。筆者が珍しくR&Bバンドで叩いたときに「カリウタ好きでしょう」と言われた。「ハードロックもプログレもフュージョンも叩くドラマーが歌ものを叩いたときの感じ」に共通するものがあったようだ。

     

     ポール・ワーティコ:パット・メセニー・グループ

     「繊細な」という形容が当てはまり、当たり前だがメセニーの音楽性によく合っている。シンバルレガートで複数のライドを叩き分け、その粒立ちがきれいである。ライブ・アンダー・ザ・スカイで見た。本稿を書いている間に、バンドでの盟友ライル・メイズ(キーボード)の訃報が届いた。RIP

     

     マヌ・カチェ:ピーター・ガブリエル他

     こちらは「しなやかな」という形容がぴったり。ドラムに詳しくない知人も、聴かせてすぐにそう言っていた。ガブリエル、スティングの来日公演で見た。

     

     スティーブ・ジャンセン:ジャパン

     ニューウェイヴ系ドラマーは、特に録音では打ち込みを併用したり音色を加工したりが多く、プレイの細かいニュアンスやテクニックが伝わりにくいが、ジャンセンは本当に上手く、かつ個性的。

     ・錻力の太鼓

     

     以上、必ずしも名前を挙げた順に好きというわけではないが、ボーナムだけは今後も不動の1位だろう。(command Z

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