語り継ぐVERITA―校正者の独り言―

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共謀罪について思うこと(1)
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    共謀罪について思うこと(その1

     

     以前、竹田恒泰氏が取り上げたトインビーの「発言」が、調査の結果存在が確認できず、根拠のないものであることを紹介しました。その時に気づかれた方もいるかもしれませんが、私は「一応」護憲派です。安倍首相が進めている政策も支持していません。

     現在、国会では森友学園への国有地の払い下げの経緯等を巡って議論が活発になっています。理解に苦しむ点が多く、徹底的に究明しなければいけない問題ですが、一方で創設を目指すことが閣議決定された共謀罪のことも気になっています。

    共謀罪というのは、犯罪を実行する以前の計画もしくは共謀の段階を犯罪として処罰するというものです。過去3回共謀罪を盛り込んだ法案(以下「共謀罪法案」)が提出されましたが、いずれも廃案になっています。廃案になったのは、犯罪として処罰する基準が不明確、捜査当局の暴走を許す、人権侵害のおそれが高い、として野党や弁護士団体などからの反対の声があったからです。今回、政府は「共謀罪」ではなく、「テロ等準備罪」と呼んでいますが、共謀罪法案と実態は変わっていないと批判されています。

     と、ここまで共謀罪の簡単な概要について書いてきましたが、実のところ私は共謀罪の問題点を十分に理解できていません。反対する側の主張に心情的に共感はしているのですが、きちんと自分の頭で反対すべき理由を筋道立てて考え、確証をもって自説を展開できるわけではありません。著名人の意見に引きずられているだけじゃないのか、ひょっとしたら政府の主張が正しくて、共謀罪ができても何の問題もないのではないか、と思うこともあります。冒頭で「一応」護憲派、と書いたのも憲法や人権について詳しく知っているわけでも、人前で論理的に語れるわけでもなく、胸を張って護憲派とは言えないからです。 

     でも、そんな私にでもはっきり言えることがあります。政権が嘘を公然とつき、「新しい判断」などという言葉で正当化することがまかり通るような状況下で共謀罪法案を成立させてはいけないということです。今の政権下で共謀罪法案に賛成するのは詐欺師の提示している契約書にハンコを押すようなもので、まったくの論外です(誠実な政権なら成立させていいということではありません、念のため)。

     次回以降はより具体的に私が感じた疑問を、できる限り自分の言葉で書いていこうと思います。                            (てーるはっぴー)

     

    【管理人から】会社のブログですが、社会の動きにヴィヴィッドに反応することは、校正者にとって肝要なことだと思います。(はっぴー)クンの主張が会社の主張ではないことは自明ですが、「護憲」「共謀罪反対」は、会社を超えて、人々みんなの主張であるべきだ、と管理人は思っています。

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