語り継ぐVERITA―校正者の独り言―

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忠誠を示す決意?
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    忠誠を示す決意?

     

    7月18日、民進党の蓮舫代表が記者会見を開き、自らの戸籍謄本の一部を公開しました。以前から日本と台湾の2つの国籍を持っているのではないか、という党内外の批判を受けてのことです。しかし、批判は収まらず、そのこともあってか、蓮舫は数日後に辞意を表明しました、

     この問題について、通産省OBで徳島文理大学大学院教授の八幡和郎が早い段階から蓮舫を批判していたのは知っていましたが、彼の発言の具体的な内容については最近までほとんど知りませんでした。一度だけこちらのブログで八幡の主張が引用されているのを見ました。

    https://plaza.rakuten.co.jp/intisol/diary/201609030000

     蓮舫が日本の姓を使わない、などという次元の低い内容に呆れ、それ以来読むことはありませんでした。

     ところがこちらで偶然八幡の主張を目にして愕然。

    http://datsuaikokukarutonosusume.blog.jp/archives/1060926051.html

     最初は書いてあることが信じられず、八幡の記事に直接アクセスしましたが、間違いありませんでした。

    http://agora-web.jp/archives/2020818.html

     八幡によると、蓮舫が首相になるためには日本国への忠誠や愛国心について決意を示すことが必要なのだそうです。でも、私自身は、彼女にそんなことを求める気はありません。そもそも国への忠誠や愛国心について、私は決意を示したことなどないし、やる必要もないと思うからです。もっとはっきり言うと、私は国を忠誠や愛国心の対象として見ていません。

     忠誠や愛国心というと、学校で教育勅語を叩き込まれ、御真影(天皇・皇后の写真)を拝んでいた時代を想像してしまいます。今とは比較にならないほど忠誠や愛国心が称揚されていましたが、その結果、国内外で多くの人を死に追いやりました。この一点だけでも、私は国を忠誠や愛国心の対象として見ることはできません。

     もっとも、「忠誠」と聞いて教育勅語や御真影を想像するのは私の主観的なイメージかもしれないと思い、客観性を求めて電子辞書を引くと、「忠実で正直な心。まごころ。誠実。また、心から忠義をつくすこと。忠義な心。」(精選版日本国語大辞典)、「まごころ。まことを尽くす心。」(広辞苑)とありました。想像していたよりも抽象的な答えですが、それ以上に「尽くす」というのがひっかかります。国民は主権者として国のあり方を主役となって決める立場であり、国に尽くす存在ではないと思います。まして、尽くすことを国や第三者が強要するなど論外です。

     そもそも海外にルーツを持つ人を狙い撃ちにしている時点で差別ですが、八幡は気にしていないようで、こんなことも書いています。

    http://agora-web.jp/archives/2027290.html

     「外国人がただちにスパイのはずはない。ただ、それなりに警戒し必要な範囲で監視するのは万国共通で正当」なのだそうです。あえて多くは語りません。間違っているということだけは強調しておきたいです。(文中敬称略)            (てーるはっぴー)

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