語り継ぐVERITA―校正者の独り言―

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もっとテレビに世界史を
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    もっとテレビに世界史を

     

     前回モロッコがAUに加盟したというニュースを知って、ある思いが浮かんだ、と書きました。それは「世界史」をテーマに掲げて、世界各地で起きていることを地域や時代の枠を超えて言及するテレビ番組があったら、という思いです。

     なぜ「世界史」なのか、というと私が学生時代から慣れ親しんできた学問だからです。世界の様々な出来事を通して知る喜びを教えてくれたと同時に、世界が平板で画一的なものではないことを示し、じっくりものを考えることの大切さも教えてくれたのが世界史です。今でも学び続け、考え続けたいし、もっと多くの人に世界史の良さが伝わればと思っています。

     そして、なぜ「テレビ番組」か? 他の媒体と比べて、テレビは世界史関連の情報発信が少ないと思えるからです。出版不況と言われるご時世でも世界史の本は比較的活発に刊行されているし、ネット上には世界史の用語集や事件をまとめたサイトが結構あります。私もよく下記のサイトを読んでいます。

     

    ・世界史の窓(世界史学習のための用語集が充実 http://www.y-history.net/

    ・歴ログ(世界史のユニークな話題を多数収録 http://reki.hatenablog.com/

    ・武将ジャパン(戦国武将の話題が中心だが、世界史の話題も https://bushoojapan.com/

     

     翻ってテレビはというと、放送大学などで専門の講座はありますが、肩ひじ張らずに、世界史に触れられる番組は少ないと思います。対照的に日本史はテレビ番組も比較的充実しており、私も「にっぽん!歴史鑑定」(BS−TBS)、「尾上松也の謎解き歴史ミステリー」(BS11)は毎回録画して見ています。ともに歴史にまつわる謎について考察していく番組で、世界史でも同じような番組があったら是非見たいです。

     もう一つ、テレビには「映像」という武器があります。本やネットのような活字主体のメディアに対して、映像だと情報が頭に入りやすく、活字が苦手な人や初学者にも優しいと思います。勉強は苦手だが関心はある、という人のニーズに一番こたえられるのがテレビです。

     排外主義がはびこり、自国中心の見方が強まる今ほど世界史的な観点が求められている時代はありません。テレビで世界史の番組を作ったからといって何が変わるのかという意見もあるかと思いますが、少なくとも見る人に新たな視点を提供することはできるでしょう。

    それに、世界史に関心を持っている人は表に出ていないだけで決して少なくはないと思います。最近テレビでは「日本すごい」がブームなんだそうですが(あまり詳しくは知りません)、そんな中で世界はどうなんだと考える人は多いだろうし、前述したように日本史のテレビ番組は多いのだから、歴史に興味を持っている人もたくさんいるでしょう。テレビで世界史の番組がレギュラー放送されるようになったら、勝算はあると思いますが関係者の皆さん、いかがなものでしょうか。実現したら必ず見るようにします、できるだけリアルタイムで。         (てーるはっぴー)

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